さて、こだわりシリーズも間取りからは少し離れてきましたが、「この間取りだから、こうした!」というものもあるので、そのご紹介。
今回は、吸気口と排気口。(誰が興味あるのか、、笑)
でも、私自身こだわったので紹介!笑
我が家はマーベックス社澄家換気システムを採用
我が家は第一種換気システムを採用。
第一種換気でありダクト排気の「澄家」がにしたくてこのハウスメーカーを選んだぐらいです。
- 第一種換気システム
- 熱交換率90%
- メンテナンスがしやすい床面ガラリ
- ダクトレス給気、ダクト排気で常に新鮮な空気が供給される
澄家にしたかった一番の理由は、排気がダクトであり、給気にダクトを使わないことです。
ダクト式はダクトが汚れてしまった時に簡単に掃除ができないというデメリットがあります。
(ただ、常に空気が流れてるのでカビが発生しないとも言われてますけどね)
ただ、今後数十年住む家なので、ダクトのリスクが無い方が良いかなと思い澄家に惹かれ採用しているハウスメーカーを選択しています。
こだわりポイント〜排気口、給気口の配置場所は?〜
排気口が4箇所、給気口が2箇所です。
排気口の設置場所①トイレとパントリー
まずわかりやすいのがトイレとパントリー内の排気口ですね。
簡単にいうとダーティエアを捨てる目的で設置。
トイレに関しては使用後の臭いを吸い取ってもらう目的です。
次のパントリーですが、我が家は引き違い建具でパントリーを隠す仕様ですが、中にゴミ箱を入れる予定。
なので、閉め切った後も、パントリー内の臭いを吸い取ってもらうのが目的です。
排気口の設置場所②ランドリールーム
こちらは別記事で詳しく記載していますので、ご確認ください。
こちらはランドリールーム内に風を呼び込んでもらい、洗濯物を乾かしてもらう目的です。
気密が高い(予定)のため、問題ないと思っているのですが、、、少し心配。笑
もし空気の流れが悪く乾かなかったら、大人しく除湿器使います。笑
排気口の設置場所③リビング
最後はリビングですね。リビングの隅っこに設置してます。
こちらは、通常の換気用ですかね。二酸化炭素をいっぱい吸ってもらいたいですね!
いずれも良い場所に排気口も設置できたのではと考えています。
給気口の設置場所
図の赤い箇所が給気口になります。
給気口はリビングと玄関で計2箇所ですね。
正直少ない?と思ったりもしましたが、少ない方がどんどん給気しそうな気がしてます。(ただの勘。笑)
さらに床下で給気するのが澄家の特徴。2階には給気口はありません。
後述しますが、2階には各部屋に排気口、さらに天井ガラリの排気口。
ぐんぐん1階床面の給気高から2階にどんどん空気を吸い取ってくれる!(と、信じています。)
こだわりポイント〜2階の排気口は??〜
はい、こんな感じです。
各部屋+トイレ+天井ガラリに排気口が設置されています。
そして、給気口はありませんね。
排気口はできるだけ奥に。それは2階のエアコン1台で風を行き渡らせたいから。
唯一こだわったと言っても良いのが、書斎と主寝室の排気口の位置。
設計士さんに、「できるだけ奥にしてください!」と要望を伝えました。
それはエアコン1台で運用したいから。
上記の図の通り、出来るだけ奥にして風を引き込んでほしいと考えています。
2階のエアコンは夏利用を想定。涼しい空気を届けておくれ!(と祈ってます。。。笑)
でも、正直、風なんて綺麗にUターンしないと思ってます。笑
その場合はサーキュレーターでも使って無理やり引き込むようにします。
私、、書斎に篭る予定なので。
今日まで知らなかった天井ガラリの役割
設計士との会話で一体何を聞いていたのか。笑
2階に天井ガラリがついています。これも排気口でした。(ほんと執筆してる今日まで給気口と思い込んでました。笑)
ダクトスペースがあって床下から小屋裏まで伸びてるんですね。(主寝室にダクトスペースがあるんです)
そして、天井ガラリの役割について今日営業に確認しました!笑
- 天井ガラリは排気口
- これにより2階天井面まで空気を引き上げる
- 天井面に温度が留まることを防ぐ
- さらに小屋裏の換気も行う
- 1階床面から給気された新鮮な空気を一方通行で流れる
とのことでした。
初めて知ったよ、排気口だなんて。ま、効果があればなんでもいいです。笑
まとめ
澄家に対する記事は以上でした。
今回は短くなるだろうなと思ってたら、こんなにも文量が多くなってしまった。(毎度読みにくくてすみません)
換気システムでハウスメーカーを選んだぐらいなので、排気口の位置もこだわりを持って要望を出してました。
だけど、結局天井ガラリは今日まで知らなかったし、まだまだ知識が足りてないですね。(反省)
まだ机上の空論な部分が多いですが、住んでみて改善できるところは改善していきたいですね!
では!(次こそはIC打ち合わせ編に入れるかな、、笑)
コメント
初めてコメントさせていただきます。
多くの記事を拝読いたしましたが、家作りについての貴重な情報発信、大変勉強になります。
私も澄家の導入を検討しておりますが、2階での廊下エアコン1台で居室は夏は涼しく冬は暖かくなりそうでしょうか?
どのくらいの効果があるのか気になっております。
コメントありがとうございます。
質問にお答えします。前提として間取り等にもかなり影響するので、一つの意見としてお聞きください!
実際に夏を過ごしてみて、澄家だけで家全体の空調を賄うのは厳しいかな、と感じました。
あくまでも換気システムという印象です。
我が家の場合、2階エアコンだけでは1階までは涼しくはなりませんでした。
1階と2階が空間としてつながっているのが階段(そして階段が廊下につながっている)のみだったのでリビングまで涼しい風が届きませんでした。
実際に私も澄家があれば、、とは思っていましたが空気はうまく曲がらないってことですね。(当たり前っちゃ当たり前、、、笑)
繰り返しですが、澄家は外気温に影響されにくい換気システムではあるものの、単体では全館空調とまではならないので過信しない方がいいと思います。
そのため、エアコンで全体を涼しくするのであれば空気(空間)のつながりを複数箇所作るような設計が必要かと思います。
マイナス面のみお伝えしてしまいましたが、焼肉などの鉄板料理をした際に翌日には匂いが抜けてますので澄家の換気システムとしての性能は十分だと感じています!
参考になれば幸いです。