間取り研究として、「リビングに採光が必要か?」を考えたいと思います。
なぜ、この題材を選んだのかも含めて以下考えてみます。
家で光が欲しい場所はどこ?
まずはここから考えてみます。
光が欲しい=光を浴びて気持ちよくなりたい!
ですかね。
となると、以下のケースが考えられます。
朝 = 朝日を浴びてシャッキリしたい!
昼 = 光を感じながら家事や作業を行う
夜 = 部屋の明かりを利用
となるかと思います。
となると、「朝と昼にしっかりと光を浴びたい」となるかと思います。
ではその場所はどこか。
朝はダイニング、昼はキッチンやダイニングではないでしょうか。
もちろん、生活パターンや生活様式によって異なることもあるかと思いますので、ご自身のパターンを考えてみてください。
そして、私が考えたのが「ダイニングとキッチンに光が欲しい」となりました。
では、通常考えられるリビングは?を考えてみます。
リビングは光が少ない方が良い?
私としてはこの結論に至りました。
その理由は以下3点です。
- テレビに光が反射して角度によってはみることができない
- リビングにいる時間帯はメインは夜
- 光が入る=窓がある ⇨ 外からの視線がある
一つ一つ説明していきます!
1.テレビに光が反射して角度によってはみることができない
ドラマ、映画好きの私としては、間取りを検討する際にはここは意識したいポイントです。
実際に今住んでいる間取りで説明します。
①後ろからの光で反射してテレビが見えない
我が家の場合、東側に大きな窓があり、リビングダイニングとの間の間仕切りを開けていると、「東からの光でテレビが反射して昼間にテレビの画像が見えにくい」という事象が発生します。
②南からの光が反射してキッチンからテレビが見えにくい
上記は、南からの光で反対側のキッチンからテレビを見ようとしても光の反射でテレビを見ることができません。
2つの事象からわかること
難しいことは分かりませんが、前述の事象から以下のことがわかります。
- テレビの対面側に窓は設置しない
- テレビを見る位置からの対角に窓は設置しない
ここを意識する必要がありそうです。
対角については、テレビをみる位置を考える必要がありそうです。
ここは間取りをしっかりと確認してみたいと思います。
リビングにいる時間帯はメインは夜
さて、次に考えたいのがリビングにいる時間です。
あくまでも一般的なモデルで考えてみました。
平日日中は家にいないことが多いんです。
テレワークが増えたとしてもリビングでくつろぐことはほとんどありません。
つまり、「リビングのメインは夜」ということがわかるかと思います。
もちろん土日は日中にリビングでくつろぐことはあるかと思いまうが、1週間のうち2日のみです。
なので、平日を中心に考えて、日中はリビングにいることが少ないのであれば、それを前提に間取りを考えても良いのではと考えています。
光が入る=窓がある ⇨ 外からの視線がある
窓は外からの見られる可能性があります。
もちろん目隠しなどをしておけばこの問題はないかもしれません。
単純に、「リビングでくつろいでいる時間に他人からの視線が気になる」可能性がある場合は、やはりリビング近くの窓はなくしておいた方が無難かと思います。
※この理屈で言えば、ダイニングも同じですが、、、
「リビングはくつろぐ場所」と考えると、周辺からの視線はなくす間取りが良いと考えています。
リビングに光は必要?:まとめ
ここまでリビングに光が必要か?を考えてみました。
私の考えとしては、「リビングは採光は不要、室内のライトで十分」です。
単純に暗くすれば良いものではないかと思いますが、自分で間取りを考えられる注文住宅。
そのため、光をどの部屋に送り届けるのかを検討してみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました!では!
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